オフィス探し 内覧で注目するべきチェックポイントとは?

オフィスを新たに設置する際、あるいは移転を念頭に入れて物件を内覧する際、どのようなところをチェックする必要があるでしょうか。限られた時間、人員での内覧の機会を有効に使うためにも、目を光らせるべきポイントを確認しておきましょう。

現状の課題を確認しよう

現在入居しているオフィスの移転を考えるポイントについては、「うちはまだ大丈夫?オフィス移転を決心するべきポイントとは?」でご紹介しました。 他にもオフィスによって抱えている問題は様々だと思います。働いているスタッフの声を聞き、解消したいオフィスの問題をリストアップして、内覧に臨みましょう。

立地の検討

物件を探すにあたって、エリア選択は非常に重要となります。当然のことながら、住宅と同じように、利便性の高いエリアは賃料が高いですし、そうでないエリアであれば賃料も抑えることができます。会社の経営力に見合ったバランスを考える必要があるでしょう。

おもな検討事項としては、交通アクセスや街のイメージを挙げることができます。最寄り駅は複数路線を使えるか、車で通勤するスタッフが多い場合は駐車スペースを確保できるか、といったインフラはもちろんのこと、会社がもっているイメージ、あるいはこれからブランディングしていきたいイメージと街の雰囲気があっているかどうかも非常に重要なポイントとなります。移転の機会に改めて会社のビジョンを検討して立地を決めましょう。

内覧にあたってのチェックポイント

いざ物件を内覧するにあたって、漫然とイメージのみで物件を決めるのではなく、長く使う会社の「顔」にふさわしいオフィスなのかをしっかりとチェックしましょう。

レイアウトを念頭に

入居後に間仕切りやパーテーションでオフィスレイアウトを変更する際に、空調や照明、火災報知機などがどのような位置にあるがポイントになります。特に間仕切りで個室を作る場合、消防法などで制限がありますので十分に注意しましょう。あわせて「パーティションを利用してスペースを有効活用」もご覧ください。

出入り口のサイズは大丈夫?

現在入居しているオフィスにある大きめの機材や什器のサイズが出入り口や搬入口から入るかどうか、設置できるスペースがあるかどうか。例えば冷蔵庫は給湯室に入るかどうか。忘れがちですが大切なポイントです。あらかじめ大きさを測ったメモとメジャーを持って内覧に臨みましょう。

カスタマイズは可能?

壁紙やカーペットなどを変更できるかどうかも不動産会社に必ず確認しましょう。変更できない場合はその汚れ具合はどうか。かつて喫煙室に使っていた物件だったりすると黄ばみが目立つはずです。変更できる場合も壁紙やカーペットのコストは面積によって大きく変化するので、できれば実寸の入った図面を手に入れたいところです。難しければ自分で測ってしまいましょう。また、窓のブラインドも意外と金額がはるので、あらかじめ設置されているものが使用できる状態かも確認しましょう。

管理は行き届いているか

トイレや給湯室、ごみ置き場、メールボックスといった共用部の清掃が行き届いているかで物件の管理状況がチェックできます。長く付き合う管理会社や入居テナントとよい関係が築けるかどうかは入居後の環境に大きく影響しますので、見落としのないように目を光らせましょう。

周辺環境はどうか

多くの従業員が1日8時間以上を過ごすオフィスでは、その周辺環境も当然重要となってきます。銀行や郵便局といった業務に関係する施設が徒歩圏内にあるかどうかはもちろんのこと、コンビニやカフェ、レストラン、喫茶店、居酒屋といった飲食関係の施設が充実しているかどうかは従業員満足度に大きく関わってきますのでしっかりとチェックしましょう。

「なんとなく」決めないために

外向けには会社の「顔」であり、従業員にとっては自宅の次に長い時間を過ごすことになり、多方面に影響を与えるオフィスの移転先選びですが、ともすると「なんとなく」「雰囲気で」内覧を終えてしまうことが多々ありますが、社内でのコンセンサスを得るためにもしっかりとチェックポイントを準備して、よりよい移転先を選ぶようにしましょう。