オフィスデザインで企業ブランディングを

デザイン会社やファッション企業だけでなく、今やさまざまな業種、業態、規模の会社がオフィスデザインに注力しています。社外的イメージの向上を図れるだけでなく、社内的にも一体感の醸成やコーポレートカルチャーの発展、従業員の満足度向上などに効果が期待できるからです。

カスタマーエクスペリエンスとマスコミへの露出

上質なカスタマーエクスペリエンス(顧客経験価値)を提供する機能的なオフィスやエッジの利いた個性的なオフィスは、その存在自体が会社のブランドイメージの向上に大きく貢献します。なぜなら、そのようなオフィスを訪れた人は、ブランドの価値を言葉ではなく感覚的に(それも二次元ではなく三次元的に)体感することができるからです。

またそうしたオフィスはマスメディアに取り上げられたり、SNSで情報が拡散したりすることにより、注目度が加速度的に高まる可能性を秘めています。事実、GoogleやFacebookなどの企業イメージの高さは、広く知れ渡っているオフィスの素晴らしさが一役買っていると言われています。

玄関は会社の「顔」であり、ブランディングに直結する

玄関スペースは来訪者が初めて目にする場所です。ビジネスパーソンにとって第一印象が大事であるように、会社にとっても見た目はとても大事です。ともすれば、玄関スペースを見ただけで会社に対する来訪者のイメージが決まってしまいかねません。

では玄関スペースのデザインを行う場合にどのようなことを考慮すべきしょうか。最も重要なことは、来訪者にどのようなイメージを与えたいのか、届けたいメッセージは何か、どういった距離感を保ちたいのかなど、確固たる方針を固めることです。

例えば、

  • 洗練された上質感のあるデザインで、信用や安心感を訴求する
  • 個性的なデザインで、クリエイティブ力をアピールする
  • 優しい色使いやカジュアルな雰囲気で、親近感を持ってもらう

といったことが考えられます。

このほかにも、自社の代表的な製品をディスプレイしたり、デジタルサイネージを利用して情報発信したりといったように、単なる玄関にとどまらない活用方法も可能です。

ロゴマークをLEDライトなどでより印象付ける

会社のロゴマーク(ロゴ)はブランディングに関して非常に大きな役割を持っています。ビジネスの根幹であり顧客との接点でもある商品・サービスは、会社のイメージを形成する中心的な要素です。しかし、ロゴも他社の商品・サービスと区別するための記号にとどまらず、高いクオリティーを示す証であり、そのブランドにまつわる良い印象や体験を思い起こさせるトリガーとしても機能します。

そこでロゴを玄関スペースに印象的に配置しましょう。単に大きなロゴを置くだけでなく、LEDライトなどを使って光の変化を付けているオフィスもあります。

従業員に対してもポジティブな影響が期待できる

ブランディングを意識したオフィスデザインは、そこで働く人たちにも良い影響を与える場合があります。例えば、コーポレートカラーを柱や家具、カーペットなどに使用して空間の統一性を高めたオフィスは、従業員に自社ブランドに対する誇りを持たせ、働く活力を与えてくれるかもしれません。

またブランドイメージがオフィスの隅々まで浸透していることは、従業員の一体感や帰属意識を高め、ひいては採用率の向上や離職率の低下にもつながる可能性もあります。