社内レイアウト~賢いオフィスレイアウト術~

オフィスデザイン・オフィスレイアウトの変更を考えるときポイントになるのが、限られたスペースにエントランスやワークスペース、会議室などを効率よくレイアウトすること。基本となる6つのエリアをうまく組み合わせることで、機能性と快適性をもったオフィス空間を演出しましょう。

1. エントランス

受付やロビーの役割を果たすエントランスは、会社に訪れるお客様が初めに目にする場所。企業イメージや企業ビジョンなどが感じられ、お客様に好印象を与えられるような演出が必要になります。最近では、電話やタッチパネルのみ置かれている企業もありますが、スムーズに来客者を案内できる配慮も大切な要素です。

お客様がワークスペースを通ることなく、会議室へ移動できるような動線確保も心がけたいポイント。社外の人が不用意にワークスペースに出入りできない、セキュリティー対策も求められます。

2. ワークスペース

オフィスで仕事をするときに、一番重要になるワーク―スペース。各部署や職種などによる効果的なデスクレイアウトが求められます。最も一般的なデスクレイアウトは、スタッフ同士の顔が見えて、デスクを対向させて島を作る「島型対向式」。そのほかにも集中して業務が行えるレイアウトやコミュニケーションがとりやすいレイアウトなど、さまざまなタイプがあります。

最近では、コーポレートカラーを取り入れた内装を施したり、部署ごとにテーマカラーを使用したチェアを配したりなど、より統一感やスタイリッシュな雰囲気を演出し、スタッフのモチベーション向上に役立てるケースも増えています。

3. 会議室

会議室・ミーティングルームは、社員数や利用頻度、使用想定人数などに応じたいくつかの部屋を用意する必要があります。また、社内での打ち合わせ、お客様が来訪しての打ち合わせが考えられるので、内装を異なるタイプにしたり、ホワイトボードやAV機器などの設置有無などで、会議室ごとに特徴を打ち出すことも可能です。

日常的に業務を行っているワークスペースや、お客様が来訪したときのエントランスからの動線を考えたレイアウトが必要になります。

4. 役員室

一般的に役員室は、エントランスから最も遠い場所やオフィス全体が見渡せる位置、壁面に面した一角を利用することが多いです。最近では、スタッフとのコミュニケーションを重視し、個室の役員室を設けず、半透明のパーティションなどで間仕切りしたブースを設けることも多い傾向にあります。

5. 収納スペース

オフィスにおいて、その占める割合が比較的大きいのが収納スペース。最もポピュラーなレイアウトは、壁面に沿って銃器を整然と並べるタイプですが、そのタイプや組み合わせを工夫することで、目隠しやパーティション変わりに利用し、効率的なオフィス空間を作ることができます。

ロータイプの什器を用いるとオフィス空間を広く見せる効果があり、木目調やホワイト、ステンレスなど、使用する什器のカラーによってもオフィスの明るさ、印象が異なってきます。

6. リフレッシュスペース

スタッフが休憩したり、ランチをとったりできる、ちょっとしたリフレッシュスペースを設けている企業も増えています。オフィスレイアウト的には、ワークスペースから何となく目に入る場所や、まったく死角になる場所に配される傾向が強いです。

観葉植物やソファーを配したり、和室にしたりなど、リラックス感を意識したデザインが人気で、業務から離れた場で社員同士のコミュニケーションが生まれる効果も。給湯器などを設置しカフェスペースとして利用しているところもあります。